●046　祝歌　いわいうた　〇あらたなるみよのひかりに

　表題：祝歌 歌劇「タンホイゼル」中の大行進合唱曲
　読み：いわいうた

　収録：(A)共益ボーカル 518 共益商社 1928(S.3).8 ◎Copy=[P28]

　記譜：単声・混声共用四部合唱（伴奏付き）　変ロ長調　2/2　※独語およびそのカナ表記付き

　インチピット：ソミド｜ドラソ｜ミドミレドシ｜ドソ｜

　曲：ワーグナー，リヒャルト(Wagner, Richard)(1813-1883)[ドイツ]
　原曲：「タンホイザー」〜大行進曲（歌の殿堂をたたえよう）
　編曲：Wakasa
　詞：犬童球渓

　※征け興亞の戰士(451)と同曲だが開始部分が違う

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［詞］　※共益ボーカルより

　　新（あらた）なる御代の光りに山々は緑（みどり）色そひ
　　見渡す四方（よも）の海風（うみかぜ）も和（なご）みて浪もたたず
　　見よ東（ひんがし）の空を染めて
　　長く憾（ひ）く紫の雲めでたく
　　聞け高く舞ふ鳥の歌を
　　千代に八千代と　君祝ふ聲ものどか

　　日に月に年々（としどし）に止（とど）まらず進むよ
　　國の榮誉（さかえ）國の威光（ひかり）
　　夜晝（よるひる）に朝夕に身にあびて安けし
　　君がみ惠（めぐみ）君が御稜威（みいつ）
　　讃へや君が御稜威仰げや國のひかり

　　新なる御代の光りに山々は緑色そひ
　　めぐらす四方の海風も和（なご）みて
　　今は磯うつ浪もたたず
　　あゝ歌ひて舞へや幸福（さち）ある國民（くにたみ）
　　あゝ山も笑ひあゝ河も歌ふあゝ

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